ささやかなハプニングがあった。
鶴の肉と称されている肉を、登場人物がたべるシーンがある。ささかまぼこくらいの大きさだ。いろはささみみたいな感じ。
(あとで知ったが、それは、ゴム製だった)
で、それを口に入れた状態でなんだかんだ進行して、で、俳優がそれを口からはいてしまって、舞台にそれがころがってしまった。舞台は、こたつがあるだけなので、その肉片はやや客の目をひく。
(……ここまででは、段取りどおりに肉片をはいてしまったのか、それとも、しくじってはいてしまったのか、客側にはわからないんだ。)
話は、肉片は食べられた、という前提で進行している。で、そのまま、しばらく舞台は進行し、その少し後の暗転の最中に肉片は片付けられた。
それで、観客側は、「ああ、あの肉片は、ほんとははかない段取りだったのか。それを間違って吐き出してしまった、吐いた俳優は、流れ上、その肉片にコミット、つまり手にとってもう一度食べる動作なりはできない。すぐにその俳優がそれを食べた、という流れで進行するため。ところが、他の俳優も、似た状況で、一度食べられてしまった、という展開上のために、演技の最中で、公然とそれをひろうわけにも行かない。そうすると、食べてないのか!? ということになっちゃうから。
そのために、肉片はしばらく舞台上に放置されたまま芝居は進行し、暗転中にやっとそのゴムは片付けられた。
これだけならば、たいしたことでは有りませぬ。よくあることです。
本来なら、口でくちゃくちゃかんだあと、手を口にもってきてそっと取り出してポケットにでもしまう流れだったと思われます。
結局俳優は全員、その床の肉はないものとして演技が続いた、という感じです、客からみていると。
で、、でもここでととろは思ったよ。
話の筋がもっと違っていて、絶対にあの肉は床に転がっているとだめ、そこに肉があると話が破綻、という設定だったらどうなっていたか。つまり、どうしても、速やかに肉片を撤去しないとまずい、という事態のケースです。
そういう場合、もし、日本の古典芸能の場合ならば、おそらく、黒衣がでてきて拾ってひっこむ、それだけですみますが、ストレートプレイの場合は、そうはいきません。
ここで、思い出すのが、そうです! ガラスの仮面で、まやちゃんが、泥まんじゅうを無理食いするシーンですね。わら
あんなシチュエーションで、泥でできたまんじゅうのかわりに、ゴムでできた肉片です。大きさはささかまぼこ、くらい。
これをほんとうに飲み込むわけにはいかんよなあ!? いくらなんでも!? こんなもんをほんとうに飲み込んだら、普通なら、すぐ病院へいって、胃カメラだのなんだの、というさわぎになってしまう。これが最終ステージならそれでいいけど、まだファーストステージだからな。まやちゃんは、確か、一ステージだけの代理、という設定だったから、あそこで泥をたべで入院しても、最悪舞台は問題ないわけで。だから俳優も、あれを本当に食べる訳にはいかなかったろう……。
渡辺美穂子は、魔性の女、っぽい役どころだった。
こいつは、魔性の女をやらせると、上手いんだ。わら
一方で、NHKの夢色絵の具、だったかで、テレサ・テンを演じていたりします。わら
最近のコメント