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2007年3月31日 (土曜日)

草津

札幌、草津が勝って、まだ1等の目がある……。

福岡は、離婚がやってくれると信じている。

宮城まり子さん

今月の、日経の、私の履歴書は、宮城まり子さんだった。

ありのまま、力みのない叙述でよかった。

ちなみに、文体は、敬体(ですます体)でかかれていた。ほとんどは常体なので、かえってしんせんだ。私の履歴書で最近で一番はげしかったのは、作曲家のえんどうみのるさんだなあ。淀川ちょうじさんは、月末まできても、彼の人生の3分の1までしか描かれず、特例で2カ月にわたるのかとおもったら、そこで終わって、翌月から別の筆者になった。たしか、チャップリンにあってどうのこうの、のあたりで終わった。かきたいことが一杯あったんだろうな。サラリーマン社長の私の履歴書はよみたくない。

ぢつは、ととろは、宮城さんと、電話で5秒ほど話したことがある。

94年ころ、ととろは、あるボランティア団体のアクティブで、目の不自由な人のために、市販の活字の本を、目の不自由な人がアクセスしやすいように、原本を電子データ化したいのだが、許可をいただきたい、という許諾を求める係をやっていた。

のべ、ざっと、250件くらい、版元に対してお願いを郵便で送った。この作業をしてもよいかだめか、よいなら、トラブルを避けるために、有印で確認書を送り返してもらっていた。

結果的には、非営利ならよい、という許諾を8割くらい、版元又は著作権者からいただけたのであるが、この中で、宮城さんただひとりだけは、直電で、「かまわないから」という連絡をいただきました。(こちらを疑っていて、確認のために直電してみた、という要素もあったと思う)

あー、この版元への許諾作業は、この団体では、いまもやっているはずです。

つうか、わたしは、こういうことをやる場合は、著作権者に筋を通すのは礼儀だろう、と考えているからです。

著作権法の第5款の部分ですが、私的使用(膨大すぎる)と試験問題(漏洩する)以外は、ととろは、全部著作者に複製行為を通報すべきだ、なんなら、文芸版ジャスラックを作ればよかろう?! と今でも考えています。

ちなみに、なんかで見たんですが、アメリカで、ボランティア団体が、目の不自由な人のためにこういったサポートをする場合は、許諾を求めなくてはならないにもかかわらず、許諾を求めないで作業するのが通例なんだそうです。許諾を求めてそれを著作権者が断った場合、著作権者は世間からすさまじいバッシングをくらうそうで、そのために、実態的には、著作権が制限されているのと同じらしいです。

渡辺淳一さんの、あいるけや失楽園(あと、化身もかも)が連載されたのも、この日経の文化面。いまは、どうしようもないお話がつづいている。もう終わってくれ、今の小説……。

2007年3月30日 (金曜日)

草津

トトのために中日スポーツを買って来た。

最終面で、かごちゃんが草津に温泉旅行にいった、との記事がある。

最終面の1面前は、F1のページなんだが、ここのF1講座という

コラムで、ドライバーはスパにいるみたい、と説明しているんだ。

こ、これは!

草津が勝つ、という、神の啓示か?!

続き。音楽編

続きです。

この、立派にいえば本歌取り、悪くいえばパクリに関して、一番懊悩しているのは、やはり作曲家ではないかと思います。

以前になにかで、きいた話ですが、著作権法上は、2小節までなら同じメロディでもセーフ、それを超過するとアウトということになっているらしいです。

これは、著作権法には書いていないので、判例で定着したのかと推定されます。

またこれとは別に、「人間がここちよく感じられるフレーズは断片的に数えて400ほど」という説があるらしいです。

さらに、今の日本、または西洋音楽での音階なんですが、これは完全に1オクターブを12音階に刻むスタイルが定着しているといえるでしょう。(肉声やトロンボーンなどでは、無限に音階をきざめるが、ギターやピアノでは無理。)

……上記の3つの制約によって、悲しいですが、人間に心地よく感じるメロディはもう出尽くしているのかもしれません。

出尽くしたとしたら、あとはもう変拍子をつかうくらいしかないですが、変拍子で成功したメロディラインといえば、ミッションインポシブルのテーマ曲だけなんでわないかと。

……で。ととろが思うに、メロディをもっとも著しくあれしたのは、*神純子のパープルタウンではないかとおもいます。2小節どころか、16小節も連続して酷似というか、おんなじですね。当人も業界もファンもみんなまずいとおもったでしょうね。で、いつの間にか、作曲のクレジットが、当人から、酷似していたポップスの作曲家に変わってしまいましたね。

 つぎにととろがまずいだろ、と思ったのは、*高千里のジンジンジングルベル。

これって、有名なジングルベルを、音階で3度下げただけじゃないか?!

(音階の度数は、数え年あるいえ植木算と同様に、自分自身を1度と数えます。

ミに対してミが1度、レは2度下、ドは3度下)

作曲は当人です。こ、これ、いいのかよ、パープルタウンみたいになるんぢゃないか?! と思っていましたが、…………まったく問題になりませんでした。

……これは、セーフなのか?

これがセーフなら、有名なメロディラインを3度あげるか下げるかすればセーフなのか?

あるいは、これこそが本歌取りなのか……。

また、2小節OKルールをついて、アルルの女の出だし2小節をまるまる間奏部分につかったポップスもあったが……、あざとさを感じるんだが……。

クラシックでは、ベンジャミン・ブリテンの、「青少年のための管弦楽入門-ヘンリー・パーセルの主題による変奏曲とフーガ」という曲があります。これは、そのまんまの内容の曲で、パーセルの主旋律をアレンジして、オーケストラの各楽器のソロで部分的に演奏させて、それにナレーションをかぶせて、こどもにオーケストラの理解をふかめてもらおう、とつくられた曲です。これならまさに筋の良い本歌取りなんだが……。

2007年3月29日 (木曜日)

現時点でのトト

266回もむずかしいな。

いまの時点で、以下は固定だ。

川崎

広島

るんば

清水

浦和

福岡

続き

ええっと、あっちの#785で、

|結局、法が支配するフェーズ、

|業界の「掟」ローカルルールが支配するフェーズ、

|さらにユーザーの持つ、判断眼のフェーズ

|と、3つがいりくんでいてわからんのです。

|なかなか、取り止めのない質問で恐縮ですが、

|ご意見をお聞かせください

(改行コード挿入)

とかかれてますね。もう十分、ご自身で、論点は整理されてるじゃないですか。

で、その上で(ととろの)ご意見を……、ということなので、その上で

ととろの意見といいますか、解釈を書きます。

上記の論点は、実際、日本の文芸・芸術・芸能界の内側の行動をうまく説明できると思います。

加えて、ととろがいい加えるとしたら、『本歌取り』の問題です。

現代のエンタテインメントシーンに関して、「本歌取り」を持ち出したのは、

「オタク学入門」の中で、著者の岡田斗司夫が最初だと思います。

もし時間があって、未読でしたら、おすすめします。

岡田は、日本の「オタク四天王」のひとりで、「オタクの中のオタク、オタキング」を自称しています。

た、たしかに、本歌取りは、日本の文化なのかもしれません。

教科書にだって、本歌取りは説明されています。

天智天皇 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ

光孝天皇 君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪はふりつつ

百人一首のこれをみたとき、こういうのっていいのかよ!?

と、ととろは思いました。

これはセーフなのか?

当時は問題なくても、これが現代日本の現著作権法下だったらどうなのでしょう……。

まだまだ続く予定。

著作権の続き

ええっと、別の板由来の、著作権を含む、知的財産権にかんしてです。

ええっと、まず、はなしにでていた、のま

(といっても講談社ではない。講談社はあとででてくる)

に関してのととろの意見ですが、すみません、現時点で、

ととろは、エイヴェックスと利害が生じていますので、コメントは控えさせてください。

のまのかわりに……。

たとえば、あのぶたさんや、あのうしさんは、私は、著作権を主張できる、

と思います。ある種のトレードマーク、とみなせるんじゃないか、と思います。

特にぶたさんは、トリップをつけていて、かつこのトリップでの発言時には

常にあのぶたマークロゴを使用していますので、トリップの認証によって、

同一性を主張、展開できると思います。

あー、わすれないうちに書いておきます。

ととろという名前は、体型がととろ体型(メタボともいふ)だからです。

みやざき/たかはたアニメはそれほど好きではありませんです。

いままで見てもっとも気にいったアニメをあげろといえば、

1981オタクのビデオ、かな。

つぎは、トップを狙え、かな。

……わがやには、レーザーディスクが20枚ほどあって、悲しい。

プレーヤーは死亡したのでもうないんだ。

2007年3月28日 (水曜日)

はじめまして

ええっと、空き家でしたが、べつの場所での続きをここでかきます。

数回になるかと思います。

さきに少し、わたしのことを書いておきましょう。

わたしの仕事の名刺には、肩書に、カタカナで仕事をかいてあります。

でもそれを見て、ただしく私の仕事を理解できる方は、あまりいません。

3分の1ほどは、「洋服屋さんですか?」と問い返されます。

また、別の3分の1ほどは、「落語家さんですか?」と問い返されます。

また、これは過去には実例がないですが、

「占星術師さんですか?」と問い返されてもおかしくないのですが、こういわれたことは

ないんです。占星術師にはみえないからでしょう。

「洋服屋」「落語家」「占星術師」と間違われそうな、カタカナの職種、

それがわたしの仕事です。

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