続き
ええっと、あっちの#785で、
|結局、法が支配するフェーズ、
|業界の「掟」ローカルルールが支配するフェーズ、
|さらにユーザーの持つ、判断眼のフェーズ
|と、3つがいりくんでいてわからんのです。
|なかなか、取り止めのない質問で恐縮ですが、
|ご意見をお聞かせください
(改行コード挿入)
とかかれてますね。もう十分、ご自身で、論点は整理されてるじゃないですか。
で、その上で(ととろの)ご意見を……、ということなので、その上で
ととろの意見といいますか、解釈を書きます。
上記の論点は、実際、日本の文芸・芸術・芸能界の内側の行動をうまく説明できると思います。
加えて、ととろがいい加えるとしたら、『本歌取り』の問題です。
現代のエンタテインメントシーンに関して、「本歌取り」を持ち出したのは、
「オタク学入門」の中で、著者の岡田斗司夫が最初だと思います。
もし時間があって、未読でしたら、おすすめします。
岡田は、日本の「オタク四天王」のひとりで、「オタクの中のオタク、オタキング」を自称しています。
た、たしかに、本歌取りは、日本の文化なのかもしれません。
教科書にだって、本歌取りは説明されています。
天智天皇 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ
光孝天皇 君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪はふりつつ
百人一首のこれをみたとき、こういうのっていいのかよ!?
と、ととろは思いました。
これはセーフなのか?
当時は問題なくても、これが現代日本の現著作権法下だったらどうなのでしょう……。
まだまだ続く予定。
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