あー、ばらした本
ええと、ばらした本は、以下のようなものです。
シャガールの、『ダフニスとクロエ』のリトの挿画本のセットはご存じでしょうか。ロンゴスの小説にシャガールが挿画をいれてムルロが刷ったものです。40色(だったとおもう)のカラーリトが35枚(だったと思う)セットになっています。
フルセットで、自分がしっている一番最近の価格で、1740万円でしたが、まあ、ぶつ自体がでないです。
で、73年だったかに、西ドイツで、これをオフセットで復刻したバージョンがでました。挿画本の復刻なので、こちらも本の体裁になっています。で、オリジナル版にしても、この復刻バージョンにしても、挿画を額装するために、本を解体しちゃうわけですね。で、そうやって、「ばらした状態のセット」で出品されたものを落札しました。私の落札価格は、微妙で、1つ1つをヤフオクでおとしていけば、もっとやすくなった可能性もあるんですが、1つずつこれを集めるのはちょっと大変だし、焼け具合なんかもばらついてしまうので、まあこれはこれで、よかったとおもってます。トトで1億以上当てたら、リトのフルセットをゲットしたいもんです。しかし、それこそはきだめに鶴だ。油絵ほどではないけど、やはりコンディショニングに気を使いますし。まあわたしのような人間には、オフセットで身のたけあってます。
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