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2008年5月31日 (土曜日)

カウンティング

カシノ系種目で、唯一の必勝法、ということになってますね。

以前に書いた、「天才数学者はこう賭ける」にも出てきました。

あと、古い本ですが、ドン・B・バーガーの「コンピュータ犯罪」でもでてますね。「コンピュータ犯罪」では、カウンティングする人間が、ポケコンを持ち込んで、ポケコンで演算させてます。で、データをどうやってポケコンから受け取るか、というとですね、フレームがごくぶとのメガネをかけていて、そのメガネフレームの内側に、数色の発光ダイオードを埋め込んでいるんですね。で、この点灯で、コンピュータの計算結果を理解して、プレーしてました。レインマンはあまりにも有名だが……。

 

 

で、このカウンティングに関しては、谷岡一郎と森巣博の見解が正反対になっています。

谷岡一郎は、カウンティングは依然としてカシノ系では唯一のまともな必勝法、としているのにたいして、森巣に言わせると、「カウンティングは意味はない」といっており、また、オーストラリアのカシノでは、カウンティングしたければどうぞ、というスタンスだそうです(さすがに機械持ち込みはだめでしょうけど)。カシノは、以前ケンさんが書かれていたように、また「天才数学者はこう賭ける」でも出ているのですが、カウンティングに対抗するために、レギュレーションを変更して、全開でカウンティングされても、客側が無限(に近い)回やった場合の理論的回収率を、100%を少しきる、ような数字にいぢったようです。

 

で、その上で、谷岡一郎が必勝法、といっているのは、100%マイナスアルファ、くらいならば、立ち回りで容易に黒字になる、ということのようです。たしかに、これならば、黒字のときに席を立って、そこで一度プレーを切ればよろしい。

 

逆に森巣が、カウンティングは無意味、というのは、100%を切るようになったから、ではなく、まったく違う理由です。ここ一番の勝負では、カウンティングによる判断なぞ、なんの役にも立たない、ということらしいですね。森巣の賭け方は、基本的にミニマムで流して流して流して流して、で、ここ一番で、マクシマムで勝負、で、ヒット&ラン、が基本戦略なので、そういうマクシマム勝負のシーンでは、こざかしいカウンティングは、百害あって一理なし、という経験論のようです。たしかに、一回のドラマチック勝負の場合は、まったくその通りかもしれません。

カウンティングが常に正しいならば、麻雀で言うと、地獄待ちは常に不利なのでだれも地獄待ちに取らないはずですが、実際には、地獄待ちに構えることはあります。まあそれと似たようなもんか……。

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コメント

ゲーム理論とかいうのと関係あるのかな?

カウンティングってなんだ? その日の出目をカウントして、データ化することかあ?
なら、対人ギャンブルと対機械的ギャンブルで違ってくるかも。
前者の方が、麻雀とかポーカー。後者がバカラとかカード等の並び目で勝負が決まるもの。
一見、後者のがデータ化しやすいが、絶対に不可能ょち。逆に、対人の方がデータ化しやすそう。こういう表情したときは、テンパってるとか。
そういうことじゃないか……

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