あひるさんへ
ええと、丸山健二ですが、とくにおすすめ、というほどではないですが、「まだ見ぬ書き手へ」、かなあ。
丸山健二は、ウィキペディアによれば、長い間芥川賞最年少受賞者だったが、綿矢りさにうばわれた、となってますね。わら ウィキペディアの記述ですと、そっけなくてよくわかんないとおもいますが、なんといいますか、この人は孤高を貫いている作家で、ああいう孤高にいきられればいいなあ、とあこがれてしまいます。たしか、彼は、機械でなく、万年筆で書くようです。
話は、全然違うんですが、日経で、瀬戸内じゃくちょうさんが、「奇縁まんだら」という連載をやっていて、奇縁まんだら、といいますと、おしゃれですが、ようは、文壇の雑多なネタを、バンバンとさらしあげています。で、でてくる面々は、もう死んでいる人が多いので、事実とちがっていてももう反論できない。いいのかよそんなことばらして、というのが続いているんですが、あー、なにが言いたいのか、といいますと、この連載を読むと、小説家の文壇、というのが、いかに人間関係がほつれあっているのか、というのをみせつけてくれるんですが、丸山健二という人は、この文壇というものと、一番遠い所に立っている感じの作家さんです。
« うむ | トップページ | ビッグまた買った »
コメント
« うむ | トップページ | ビッグまた買った »
「まだ見ぬ書き手へ」も面白そうですね。狐か書き手を見つけたら買って読んでみます。
思い出したんですが、耳鳴りについて私の地元では
耳鳴りがするときは肩に霊がついている。という迷信があるみたいです。
投稿: あひる | 2008年7月 8日 (火曜日) 午後 06時20分