ぶたくんの見分け方
セントレアに行くと、ぶたくんと、ぶたくんアンドロイドが並んでいました。
でもあまりによく似ているので見分けが付きません。
右のぶたくんと左のぶたくん「でも質問してみると見分けられるかもしれないぞ」
ととろ「よーし! ピクシーは日本で何得点あげた!?」
右のぶたくん「80点だ。公式では79点だが、あのすご過ぎて退席処分くらった40メートルボレーが1本あるからな!」
左のぶたくん「80点だ。公式では79点だが、あのすご過ぎて退席処分くらった40メートルボレーが1本あるからな!」
ととろ「同じかよ、じゃあ……、そがはたが引退してテレビドラマにゲスト出演するとすると、どんな役かな」
右のぶたくん「悪代官だろ」
左のぶたくん「悪代官だろ」
ととろ「こまったなー。よし、これはどうだ、福島千里が引退すると、第二の人生は!?」
右のぶたくん「スポーツレポーターだろ」
左のぶたくん「AV女優だろ」
ととろ「念のため、もう一丁! ティモシェンコが政治家を引退すると、第二の人生は!?」
右のぶたくん「評論家とかだろ」
左のぶたくん「熟女AV女優だろ」
ととろ「わかったよ。右がアンドロイド、左が生身のぶたくんだ!」
左のぶたくん「なんでわかったー!?」
|国債とかデフォルトとかって面白いな、と…
確か、近年では、アルゼンチンが、国債をデフォルト(=つまり払えませんと開き直る)したはずです。そういう場合は、国債を持っていた者、この場合は、銀行とか、投資家とかが、直撃を食います。たしか1980年ごろに、南米でデフォルトが続いて、東京銀行がかなりダメージくったはずです。ただ、このケースでも、このデフォルトのリスクに対して保険をかけておく場合があります。それがすなわち、「クレジット・デフォルト・スワップ」、CDSというもので、この場合は、このCDSを引き受けた引き受け手が、ダメージを食うことになります。
デフォルト宣言をかけても、不思議なことに、いつのまにか、うやむやになって、いつのまにか、また国債を発行していたりします。
|例えば、お国柄、というか、宗教とか倫理とか気質、
|みたいなもので、ある国の人らは真面目で有言した
|事を反古にできない民族、だとした場合、
|何か格付けとか投資する側の判断に影響があるか、とか
|その辺りどうなんでしょう?
これは、ケンさんが、自分のお金を、知り合いに貸す場合を考えるとわかりやすいでしょう。金を貸してほしい、といつてきた知り合いは、今は収入があまりなく病気がちでひょっとすると貸すとお金は返ってこないような気配が漂っている……つまり格付けは低い。
しかしこの人物は律儀であり、いままで、かりたものを返さなかったことは一度もなく、人望はある。
こういう場合に、貸すかどうか、という問題ですね。
さて、もっと敷衍して、ケンさんが消費者金融の社長で、はじめての客がきたとします。こういう場合には、過去の属性や職業などの履歴が蓄積されていないために、消費者金融は、業界のデータベースに当たって、その人の信用力、すなわち格付けを得ようとします。つまり、過去に消費者金融で借りたことがあるか、その場合きっちり返しているか、他社の借り入れがある場合、どれくらいあるのか、収入はいくらと自称しているか、その収入証明はもってきているか、といった情報です。これらは、すなわち、格付けを構成する要素そのもので、スタンダード&プアーズ、かっこよくいうと、スプーズは、日本国の借金累積額、税収、支出などを判断して、格付けをしています。
アルゼンチンは、ラテンのりでデフォルト宣告したわけですが、リーマン以後では、アイスランドやアイルランド、ギリシャなんかの国債や、返済されるかどうか微妙になっているわけですね。スプーズは格付けをさげたはずです。そうなると、所持している人間は、「もしデフォルトかけられると、紙くずになる可能性がある、それならば、まだ値段のついているうちにうっぱらって、損切りしよう」と考えて、その国債は売られていきます。
このバーゲン状態の国債を、どこが買うか、というと、中国が買っているとかいないとか……。
|デフォルトが踏み倒しでない事はわかったが、そのルールが今ひとつわからない、と
いや、デフォルトは、意訳すれば、「踏み倒し」であっています。