1944/6/17 デンマークから完全独立し、[[アイスランド共和国]]となる。公用語はアイスランド語、通貨はアイスランド・クローナ。またアイスランド人には姓がない[[アイスランド人の名前]]。共和国であるから、大統領制。また王室はないので、国家元首は大統領だが、この大統領職はイタリアと同じ象徴的なもの。最高権力者は首相。また、アイスランドは、自前の軍隊を一度も擁したことがない(沿岸警備隊、警察などはある)。[[アイスランドの軍事]][[軍隊を保有していない国家の一覧]]
1948/4/16 OEECが16カ国で発足。その中にアイスランドも。OEECは1961年にOECDに改組。「300万通の絵葉書」によれば、GはOECD全加盟国の公用語をマスターしている。つまりアイスランド語も読み書きできる。
1949/4/4 NATOが12カ国で発足。その中にアイスランドも。自前の軍も軍人も軍備もないため、米国を主とする、[[アイスランド防衛隊=IDF]]が駐留することになる。つまり完全にNATOにおんぶに抱っこ、という状態。なおこの当時の仮想敵国はいうまでもなくソ連。
1958// 英国との間で、タラをめぐる魚場争い、[[タラ戦争]]がはじまる。
1970// EFTAに加盟。
1976// タラ戦争、勝利して終わる。
1979/7 作中世界で、Gは、デンマークのフェーア諸島の中のひとつを買い、さらに、アイスランドのボスナフェルジュル米軍基地を戦闘機で攻撃。「ミステリーの女王」
1980年代 英国のサッチャー改革とシティーの活気を見て、アイスランドは、資源はたいしてないし主要産業はあいかわらず漁業だけで、このままではジリ貧なので、金融立国、金融センターを目指そう、と決断する。(シンガポールも同じ路線を目指して成功)
1996/9/ [[北極評議会]]が8カ国で発足。その中にアイスランドも。メンバーはカナダ、デンマーク(グリーンランドを含む)、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデン及びアメリカの8カ国。
2001/10 ロシアが、キューバのルルデス基地から撤収を決定。これを聞いた中国が、ルルデス基地を買収したい、と、キューバ、ロシアに提案したが、両国は拒否した。
2000年代前半 金融立国作戦は順調。アイスランドの金利はEU諸国より高く、またアイスランドクローナはユーロに対して相対的に高くなっていった。このために、英国やオランダの庶民がアイスランドの銀行に高金利を狙って、こぞって預金した(日本で豪ドルの外貨預金ブームなのとまったく同じ構図)。
逆にアイスランドの庶民は住宅ローンを組むときは国内銀行ではなく融資の金利の安いEUの銀行から借りることが増えた。いずれも、お金は、EUからアイスランドに向かって流れている。このために、一層、クローナはユーロに対して高くなる。
2006/3 米国は駐留部隊の撤収を発表。
2006/9 米国はケフラヴィーク基地から撤退。以後、ケフラヴィーク基地は、アイスランド外務省が管理。これで、アイスランドには、軍隊は名実ともにいなくなる。(警察や海上警備隊は存在する。)
2008/5/27 [[北極海会議]]が開催される。参加国はアメリカ合衆国、カナダ、デンマーク(グリーンランドを含む)、ノルウェー、ロシアの5カ国で、抜け駆けされたアイスランド(とフィンランドとスウェーデン)はかなり怒る。
2008/9/15 リーマン・ブラザーズが破綻。いわゆるリーマン・ショック。
同/9月末~10月上旬 アイスランド国内の銀行が相次いで国有化される。自国民の預金は保護するが、国外からの預金は保護しない、(というか、とても保護しきれない)という空気になる。
アイスランド内から外貨が引き上げられて銀行が破綻するのを防ぐため、アイスランド政府は、英国民のネット口座を停止(約5700億円が凍結される)。英政府は対抗。英財務省は米中枢同時テロ後に施行された反テロ法でテロリストと関係しているとみられる銀行口座は凍結できるという条項を拡大解釈。ランズバンキ銀行を国際テロ組織アルカーイダと同列に扱い、英国内にある同行の資産を凍結する非常手段に打って出た。これに対しアイスランド国民の1割超の4万人がネット上で「テロリスト扱いは許せない」と抗議署名を行う騒ぎに発展。
英国とオランダ政府はそれぞれ、自国民がアイスランドの銀行にあずけて凍結されていた預金を、自国民に立て替えて支払い、この分をアイスランドに請求する。
2008/10/7 アイスランドはかつての仮想敵国ロシアから40億ユーロのユーロ建て緊急融資を受ける。
2008/10/27 IMFがアイスランドに緊急融資を決定。
2009/4/25 総選挙。
2010/1 他国民の預金分を救済する、という政府決定に対して、大統領が拒否権を発動、このため国民投票になだれ込む。
2010/3/6 国民投票が行われ、他国民の預金分は弁済しない、と決定。
2010/4 火山大噴火。
2010/5 別の火山大噴火。
2011/2/16 再び、他国民の預金分を救済する、という政府決定に対して、大統領が拒否権を発動、このため国民投票になだれ込む。
2011/4/9 再び、国民投票が行われ、他国民の預金分は弁済しない、と決定。
2011/5 別の火山大噴火。
2011/ 作中世界で、中国人実業家がカナダで急進的に地下資源開発を急ごうとするが、Gに暗殺される。
2011/8 中国の不動産実業家がリゾート建設のために、アイスランドの土地の購入計画を提示。国土の0.3パーセントという広大なもの。
2011/11 アイスランドはこの提示を却下する。
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