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2012年5月10日 (木曜日)

バス事故

あの事故ですが。

ととろは、最初7時のニュースでしりましたです。

で、それや、あと、その他の報道でも、

「アナウンスが不明瞭で何語かもわからなかった」

との証言が伝えられていました。

で、これを聞いてととろは、ひとのいいことに、

「つまり、睡眠不足で、意識が朦朧としていて、寝言のようなアナウンスだったのだろう」

と思いましたが、そうじゃなくて、運転手は、日本語が母語ではない、つまり、その文字通りに、日本語じゃない言葉で話していたんでしょうね。たぶん、漢字の固有名詞は母語読みとかで。

 

で、それはいいんですが、なんだったか、過去に、そんなような記述に接したことがある、なんだったっけ、それも二つある、と思ってたんですよ。

ひとつは覚えていて、冨田勲のシリーズ4作の『惑星』(ホルストの遺族と揉めた)において、通信っぽいような、もこもこしたやりとりの部分、あれを、非日本人が聞くと、これは日本語でなんかしゃべってるんだ、というようにしばしば誤解された、らしいです。

逆に、日本人が聞くと、日本語以外の、自分の知らない言語での会話なんだろう、とも、誤解されたらしいです。

でも、このほかに、なんだったかで、似たシチュエーションが記憶に残っている、と考え続けて、やっと思い出しました。

 

 

元祖推理小説、『モルグ街の殺人』。

これでした。

証人たちが、そろって、母語ではない、と証言し、警察はわけが分らなくなる、という展開です。

 

 

 

 

犯人は、ぶたくんで、きこえたのは、ぶひぶひ語でした。

いま、ウィキペディアで、「モルグ街の殺人」を確認しましたが、

いきなり挿絵で犯人がばれてるじゃないか!?   ora

これはまずいだろ!?

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