辛い飴 田中啓文 ねたばらしはない
小説の案内だ。
田中啓文 「辛い飴」 というのを読みました。
おもしろかったです。おすすめです。
途中まで書きます。
主人公はミュージシャンで、日本で演奏している。かれは、高校時代に、あこがれのバンドが米国にあった。そのバンドはいまいちひっとせず、忘れられていった。
ところが、そのバンドがまだ存在、継続していることがわかって、しかも最近の録音を送れ、というと、送ってきて、その演奏はまったくさび付いていない。
で、このバンドを日本に呼ぶことになって、段取りが進行し始めた。
で、来日する少し前に、ねんのために、もう一回、最近の演奏を送れ、というとまたおくってきたが、今度は、演奏がぼろぼろ、よれよれになってるんだ。わら
で、日本側の人間は、おどろくやらあわてるやら、になる。
ここで、いくつか、推理があるとおもいます。
ととろは、ありふれた展開を想像しました、つまり、一度目の録音は、ずっと前の、全盛時の頃のを、最近の録音だとうそをついて送った、ないしは別のバンドに演奏させ自分たちの演奏だ、と偽って送ってきた。直近のは、直近に当人たちが実際に演奏、録音したもので、全員衰えていた、という説です。
で、とにかく、来日の日になる。
で、そもそも来るのかどうか自体も微妙な感じなんですが、そのバンドは、大昔のオリジナルのメンバーで、来日してきた、ただし………………びっくり
みたいなお話です。
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